地上を目指すアル達は、遂に地下六階へ繋がる通路へ辿り着いた。だがその喜びも束の間、彼らは新たな難問に遭遇する。地下六階へ向かう為の通路が、魔王軍によって占拠されてしまっていたのだ。 通路を占拠した魔王軍を排除する事は不可能ではなかったが、その為には兵士の命か時間、どちらかの浪費を覚悟しなければならなかった。それは心優しいセレスにとって、非常に難しい選択。そんなセレスの為に、アルは第三の選択肢を提案する。 だがこの新たな選択肢の裏では、戦争に隠された幾つもの思惑が複雑に絡み合っている事を、この時のアル達はまだ知る由もなかった。
健速×アカバネの強力タッグでおくる、本格魔法ファンタジー小説。
978-4891992064
文庫判
324
2013年10月5日
円
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©Takehaya
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