地方都市T県奥志麻で暮らす千里一條は、他人には見えない一冊の『本』に憑かれていた。一條の人生が物語として著かれたこの『本』は、人生の重要な分岐点が訪れると、幾つかの選ぶべき道を示してくれるのだ。ある夏の日、そんな『本』に憑かれた日常を送る一條の前に、一人の少女が現れる。しかし、彼女との出遭いで開かれた『本』のページは、「世にも恐るべき選択肢」で埋め尽くされていた……。
彼女――叔美は何者なのか!?
これは、とある少年[ほん]と少女[しにがみ]が出逢う物語――。
978-4891992712
文庫判
444
2014年7月5日
円
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©HIFUMI SHOBO
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